もらっていく習慣

出身地の風習なのかもしれませんが、
開業祝い用の花を持って帰る人たちをたまに見かけます。

そもそも花を購入して飾るような習慣がないためか、
花屋さんの前を通るたび、お花って高いなと思っています。

そのため、いくら開業祝い・開店祝い用の花とはいえ、
持って帰るって、どうなんだろうと思っていました。

あるとき、営業所が移転することになり、お手伝いに行ったところ、
お付き合いのある方や取引先からのお花が次々と届けられてきたのです。

流石にオフィス街の片隅だと、勝手に持って帰る人はいないだろうと思っていると、
社内で、どれが持って帰っていいお花なんだろうと話している声が聞こえました。

見ると、何人かが既に欲しい花をチェックしているではありませんか。

いかにも高そうな胡蝶蘭や大事な取引先からのものは置いておくよう伝えたのですが、
翌日、かなり減っていることに気付きました。

どうせ枯れるからゴミ扱いになる前に持ち帰った方がいいやんと言われ、
こんなところを上司に知られたら怒られるのではと思っていたのですが、
一番最初に持ち帰ったのは、所長だったそうです。

開業祝い・開店祝い用の花は持って帰ってもらうと縁起が良いと言っていたとのことで、
その話が広まると一気に花が減っていきました。

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